不登校と私

このブログは、不登校を経験した筆者が、福祉施設に従事しながら「教育」をテーマに主観を書き綴ったものです。現在、学校に行けなくて困っている方、その保護者の方に読んでいただくことで少しでもお役に立てることを祈っております。

ゲームとの付き合い方

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いつから買い与えればいいか悩んでいる...

 ニンテンドースイッチYouTubeなどはいまや小学生の学校の話題に必ず出るものでしょう。

 

しかし、いつまでもゲームに夢中になってしまって勉強や友達付き合いがおろそかになってしまっては困るから、ゲーム機を買い与えようか悩んでいるというご家庭も多いのではないでしょうか。

 

実際、私も親からゲーム機を買ってもらったのは、小学校5年生の頃だったかと記憶しています。その頃流行っていたゲームボーイポケモンをプレイして遊んでいました。

テレビゲームは私が高校に上がって、自分で買うまでありませんでした。

 

ゲーム機を買い与えてもらってからしばらくは、たしかにゲームに夢中でしたね。

親がいないときは、いつまでもやっていた記憶もあります。

 

しかし、小学校高学年でしたので生活のなかでゲームだけに魅力を感じるということはなかったように思います。

 

これは性格なのか、一人でゲームをすることに夢中になるまえの経験が大きいからなのかはわかりませんが、ゲームの楽しみ方も友達の家にいって大画面でプレイするテレビゲームのほうが楽しかったのです。

 

ゲームとうまく付き合うには?

 私の場合、自然とゲームに飽きるという形で、親が心配するような事態には至らなかったのですが、これはおそらく買い与える時期が功を奏したといえるかと思います。

 

たとえば、私の友達の例ですが、ゲームを30分するためには30分の勉強がルールとして義務付けられていました。

 

うまくいくのかという疑問が生じたのですが、彼はそういうことをしっかり納得する性格だったので、約束を破るということもなく親とのルールを守っていたらしいです。

 

なるほど。ゲームとの付き合い方はひとそれぞれなのか!と思いました。

 

ポイントは管理ではなく、共に考える!

この子にゲームを買い与えたらどうなるかな...?

ということを考えて、一緒にどうしたらゲームとうまく付き合えるか話し合うこともひとつの策かと思います。

 

そうすれば、一緒に作ったルールなのだから、もし破ったらゲームを使っていい権利も停止するのは仕方ないよね。という認識を子どもが持てるわけです。

 

たとえばゲームにいつまでも区切りがつけられないという子どもを目の前にして、一方的に子どもからゲームを取り上げてしまうと、感情的になった子どもは「ゲームをとりあげられた!もうゲームができない!!」という思考に陥ってしまう可能性が高くなります。

 

大人は「なぜゲームを取り上げられたのか。」一緒に考えてあげるべきなのです。

そこで、さきほどのルール作りに参画した意味が出てくるわけですね!

 

こうして考えてみると「ゲーム=心配」ではなくなり、ゲームを買い与え一緒に付き合い方を考え、話し合う機会が増えるはずです。

日ごろから話し合うことで、自己分析能力や思ったことを伝える力も養われることでしょう。

 

今回は、ゲームとのうまい付き合い方をテーマにしてみました。

みなさんはどのような意見をお持ちでしょうか。