北欧映画紹介「365日のシンプルライフ」 ネタバレなし
恋人にフラれたら断捨離しよう!
彼女にフラれたペトリは幸せを見つけるためにある実験をはじめます。
それは、家にあるものすべてを1度倉庫へしまい1日1個ずつ部屋へ持ち込むというもの。この映画はそのルールに則った365の日々を描いたドキュメンタリーです。
この映画は、フィンランド映画として渋谷ユーロスペースでも上映されました。
原題は「Tavarataivas」
直訳で Tavaraは「荷物、物」 Taivasは「空、天、天国」という意味です。
「モノにあふれている」・「モノ天国」が365日のシンプルライフという邦題になったのですね。
感想
個人的なイメージというか、実際フィンランドに留学していたので、その経験からしても日本よりはモノもあふれていないシンプルな美しい国フィンランドでペトリはこれ以上なにを求めるのか...という気持ちを抱きながら映画を観始めました。
部屋にあるものすべてを倉庫にもっていき、なにもない部屋で1人過ごす主人公はなんともシュールでした。
そんなペトリを見かねた友人が、さすがになにもない部屋で寝るなんて風邪をひくと心配しているシーンがあったと記憶していますが
ペトリいい友達いるじゃん!なんて思いましたね。
すでに部屋のものをすべて倉庫に預けるペトリを心配しながら見守ってくれる友人の存在に気付いた瞬間
「おお! すごいよペトリ!もう1つ幸せ見つかってるじゃん!」とか思っちゃいました。
そういえば、フィンランドって冬でも実は屋内はそんなに寒くないんですよね。
北海道もそうらしいんですが、建物の構造が防寒になっていて
二重窓になっているし、壁にあたたかいお湯か空気が通る仕組みになっているんだそうです。
そのため、冬でも部屋では半袖!なんて人もいるみたいですよ。
さすがにわたしは長袖でした。
これ以上はネタバレになってしまいますので、ぜひ気になった方はぜひごらんあれ!